不妊症の施術例⑫

症例36 子宮奇形でも自然妊娠

【患 者】養父市八鹿町 29歳 

【来 院】令和2年3月

【状 態】
◆不妊歴  1年

◆検査状況 
・PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
・黄体機能不全
・左卵管閉塞気味
・子宮奇形(重複子宮)
・フーナーテスト 良好

◆生理の状態
・生理周期  30〜35日
・出血期間  5日間
・痛み    ほとんど気にならない
・基礎体温  ガタガタ不安定

◆体の状態
・便通   正常
・小便回数 5回
・冷え性

◆習慣
・睡眠   10時〜6時 よく眠れる 
・運動   ウォーキング
・おやつ  あり

◆サプリ
 葉酸

養父市自然妊娠

【病院での治療経過】
令和元年
9月 不妊治療開始。
  クロミッドを併用したタイミング法

12月 神戸のクリニックへ転院
   子宮の奇形を指摘(重複子宮)
   左側の卵管入り口が狭い
   
令和2年
2月  排卵誘発剤の注射と人工授精
   (6回行う予定)

【施術内容と経過】
 PCOSとの診断、また卵管の詰まり具合、子宮の奇形もあり妊娠しづらい状態だと思い施術期間が長くなると思った。PCOSだが生理がずれはあるが定期的にくること、
生理痛もない状態だったので生理に関しては特に問題はないと思った。1日の水分摂取量が少なく、トイレの回数も少なかったのでお家でまず500mlの水を飲むこと、お腹の循環をよくする意味でお灸をしてもらうことに。心配をよそに施術を開始した周期で陽性反応。その周期は人工授精をする予定だったが、病院へ行けずタイミングをおこなった。子宮の奇形もあるので流産を心配したが、安定期まで施術を継続し無事に卒業。逆子が治らず、緊急での帝王切開になったが無事に出産された。 
 

【施術内容】・子宮卵巣調整、瘀血治療、自律神経調整
【生活習慣】・水飲み ・お灸(瘀血中心)

【考 察】 
 初診時は、妊娠までかなり時間がかかり体外受精じゃないと難しいと思っていましたが、あっさり陽性反応が出てびっくりしました。陽性反応が出た事はすごく嬉しかったですが子宮の奇形があったので流産の心配をすごくしながら安定期まで施術を継続しました。出産前は逆子で当院へ来られましたが、なかなか改善することができずに緊急で帝王切開で出産したと連絡いただきました。無事に出産までいけたこと本当に良かったです。
また今回のように魔法をかけたように施術を開始したすぐに妊娠反応がでる方がおられます。今回は特に妊娠しづらいと思っていた中での妊娠だったのでとても嬉しい症例でした。

症例35  なかなか採卵できない体外受精

【患 者】京丹後市 25歳 

【来 院】平成29年6月

【状 態】
◆不妊歴  1年

◆検査状況 
・特に異常なし

◆生理の状態
・生理周期  30日
・出血期間  5日間
・痛み    非常に強い 鎮痛剤(ロキソニン)
・質     レバー状の塊はたまにある
・基礎体温  測っていない

◆体の状態
・便通   正常
・小便回数 4回
・肩こり、頭痛、疲れやすい、腰痛、冷え性

◆習慣
・睡眠   5時間(仕事柄不規則になる)
      あまり眠れない 
・運動   なし
・おやつ  スナック菓子をよく食べる

◆サプリ
 なし

京丹後市体外受精

【病院での治療経過】
2月  血液検査 黄体期のホルモン値が低い 血糖が高い
5月  フーナーテスト 結果は良くない
    →旦那さんの精子の状態良くない(精液量・濃度・運動率全て基準以下)
    通水検査は異常なし
6月  人工授精
8月  神戸のクリニック受診
    体外受精へ
    検査で甲状腺の数値が高い 
    子宮ポリープも見つかる
9月  ポリープ手術
    体外へ進むも卵子が育たず採卵できない
8月  採卵 初期胚凍結
9月  移植 陰性
11月  採卵 3個 胚盤胞2個凍結
1月  移植 陽性反応 

【施術内容と経過】
 20代と若かったが体の状態はかなり悪かった。仕事柄生活週間が乱れやすく、その影響が体に出ていた。皮膚の状態、頭痛、睡眠の質、冷え性などが特に目立っていたので、それらを優先的に改善するべく施術を組み立てた。食生活はコンビニや出来合いの物を食べる事が多かった。また甘いものもかなり取りすぎていた。またお風呂にも浸かるようになった。治療を開始してから半年たった頃、ひどかった生理痛や頭痛も緩和されロキソニンを飲む回数も減少した。皮膚の荒れもだんだんと治まり、キレイな肌に変化していった。体の状態はだんだん回復していった。検査から精子の状態がわかり体外受精へ進んだ。採卵はなかなか思うような結果が得られなかったが、あきらめずに施術と並行した。
卵子の数は少なかったが、無事に陽性となり安定期で卒業された。

【施術内容】・子宮卵巣調整、瘀血治療、糖代謝
【生活習慣】・食生活 ・おやつを控えめに ・お風呂に浸かる

【考 察】
 生活習慣の乱れと仕事の激務が重なって、体の状態はかなり悪いと感じました。冷え性や体の不定愁訴、生理痛、肌荒れなどがあったので時間はかかるなと正直思いました。施術を重ねることで生理痛や頭痛、肌荒れと次々と変化は出てきました。途中で自然妊娠は難しいということがわかりました。採卵にはかなり苦労してなかなかまとまな卵子が取れない状態が続きました。その時は本人もかなり落ち込み、また私自身もかける言葉も無く迷惑をかけてしまいましたが、それでも本人の妊娠したいという強い意志が治療を続ける事となり無事に妊娠に至りました。反省としては体外受精へ進む段階がもう少し早くできたらよかったと思いました。検査の重要性を改めて認識できました。

症例34  初めての体外受精で妊娠

【患 者】朝来市 29歳 

【来 院】平成30年6月

【状 態】
◆不妊歴  1年

◆検査状況 
・福知山でブライダルチェック
・特に異常なし
・精子の状態 運動率若干低下→再検査で精巣静脈瘤→手術→状態は変わらず

◆生理の状態
・生理周期  27日前後
・出血期間  5日間
・痛み    非常に強い 鎮痛剤(ロキソニン)
・基礎体温  測っていない

◆体の状態
・便通   2日に1回
・小便回数 6回
・肩こり、頭痛、PMS

◆習慣
・睡眠   8時間 
・運動   なし
・スナック菓子を食べる

◆サプリ
 葉酸

朝来市体外受精

【病院での治療経過】
タイミング法
人工授精
体外受精

【施術内容と経過】
 結婚後すぐに病院へ受診。福知山の病院でブライダルチェック。旦那さんの精子運動率が少し低下していたがタイミング法でやっていきましょうとの指示でタイミング法。1年ほど継続するが結果が出ないので当院へ来院。人工授精に進み、7回ほど繰り返すが結果が出ない。その間病院を神戸のクリニックへ転院。精子検査では状態がかなり悪く、精巣静脈瘤が見つかり手術を実施。術後も精子の状態はあまり変わらず体外受精へ。はじめての体外受精でご懐妊された。

【施術内容】・子宮卵巣調整、瘀血治療
【生活習慣】・水飲み・セルフお灸

【考 察】
 精子の運動率があまり良くなかったので、すぐにステップアップで体外受精に進めたのが結果が早く出た要因だったと考える。タイミングや人工授精でもそうだが、この2つは精子の運動率は大きく関係している。運動率が悪いということは、卵子まで辿り着く確率が低いとも捉える事ができるのでなかなか自然には受精しにくい。だから男性の精子の検査もすごく大事で、女性と同様で精子の状態把握をするために検査をした方が良いということを改めて感じた症例だった。

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Tag: 不妊症
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