不妊症の施術例⑨

■症例27 6回目の人工授精で妊娠!

【患 者】
朝来市 38歳 パート

【来 院】
平成28年7月

【状 態】

◆不妊歴 4年


◆検査状況 
・特に異常なし

◆生理の状態

・生理周期  31〜35日
・出血期間  4日間
・痛み    気にならない 鎮痛剤なし

・基礎体温  二相性

◆体の状態

・便通   2日に1回
      →お茶を飲みだして改善した。昔は1週間に1回程度。
・小便回数 8回
・足の冷え

◆習慣
・朝食あり 夕食18時頃 おやつ たまに食べる
・睡眠   8時間 寝付きが悪い
・運動   しない

◆サプリ
 なし

豊岡市人工授精

【病院での治療経過】
卵管造影 以上なし
子宮の形もきれい 
各種検査異常なし
人工授精6回

【施術内容と経過】
 
 不妊歴4年。病院の検査では問題ないがなかなか授からない。初回の体チェックでは脈の状態がかなり弱かった。脈が弱いと体の体力も落ちていると考えるので、基礎体温も低温期が長めだった。お腹の圧痛もあり。左副腎反応。左子宮卵巣反応。また股関節がかたくてあぐらがかけない状態。そして2〜3年前に膀胱炎になった経験あり。汗もほとんどかかない状態。総合して考えると体の状態は悪く妊娠までの道のりはかなり遠いと感じた。施術はまずお腹の状態の改善を中心に進め、股関節を和らげて鼠径部の血流を良くして子宮卵巣へ行く血流を改善するようにおこなった。4ヶ月位続けると汗が出るようになり、体がポカポカし始める。途中から足のむくみや腎臓の機能を上げる調整を加えていき、時間はかかったが施術を開始して1年半後、6回目の人工授精で陽性反応。

【施術内容】
・副腎 ・子宮、卵巣 ・腎臓調整
【生活習慣】・水飲み・お灸・円皮鍼

【考 察】
 
 1年半の長い間、本当によく頑張られたと思います。僕も結果が出て本当に嬉しかったです。当院へ来院された時は、脈が弱く、体調も悪そうだったのを覚えています。途中体調を崩されてお休み期間がありましたが、それからも続けて来られ「妊娠しました」と報告して頂いた時は本当に嬉しそうで印象的でした。仕事もずっと立ちっぱなしであまり動かない仕事だったのでかなり下半身の血流も悪く、体全体のめぐりが悪かったです。あぐらがかけないくらい固まっていた股関節も動くようになるに連れて、子宮卵巣への血流も良くなるのでいい卵ができやすくなります。不妊治療は結果がなかなか出ないと心が折れそうになりますが、本当にコツコツと地道に体を変えようとする強い意志が今回の妊娠に至ったのだと思います。

■症例26 6年間の不妊症が解決!

【患 者】
福知山市 30歳 主婦

【来 院】
平成30年6月

【状 態】

◆不妊歴  6年


◆検査状況 
・特に異常なし
・精子の状態も良好

◆生理の状態

・生理周期  26日〜28日
・出血期間  5日間
・痛み    普通 鎮痛剤なし

・基礎体温  ギザギザ不安定

◆体の状態

・便通   良好
・小便回数 8〜10回
・足の冷え
・肩こりがひどく中学生から

◆習慣
・朝食あり 夕食18時頃 おやつ たまに食べる
・睡眠 12時〜7時 あまり眠れない
・運動 ジム、バドミントン

◆サプリ
・葉酸

豊岡市原因不明不妊症

【病院での治療経過】
超音波検査 異常なし 
各種検査異常なし
タイミング法 半年間
H30 5月、6月に人工授精

【施術内容と経過】
 
 不妊歴6年。5年ほど自然に任せたタイミングを取るも妊娠しなかった。その後近くの病院で検査をするも全く異常なし。半年ほどタイミング法、その後2回人工授精を行うが結果がでなかった。人工授精後にフェイスブックを見て当院を知り来院頂いた。初回の体チェックではお腹の圧痛は特に見られなかったが、あしにむくみがあるのと、昔から肩こりがひどいということから体全体の循環の悪さ、瘀血(おけつ)もあると考え施術をした。家で水を飲んでもらうのと、三陰交にお灸を毎日するように指示した。施術をはじめて2ヶ月後で陽性反応。14週まで施術を続け卒業された。

【施術内容】
・瘀血

【生活習慣】・水飲み・お灸

【考 察】
 
 6年間なかなか授からなかった方ですが、嘘のように施術開始後すぐに結果が出て大変喜んでおられました。病院の検査も問題なしで、生理の状態も良かったのに何で今まで結果がでなかったのか?要因として考えられるのが体全体の循環の悪さ、あと少し瘀血(おけつ)もあったんじゃないかと思います。瘀血もお腹の血液の循環が悪いと考えます。施術に加えて家でひたすら水を飲んで頂いたのと、お灸を毎日してもらいました。本人曰く、水を飲むようになってバドミントンの時や運動後は汗をすごくかくようになったみたいです。川の水も流れが悪く淀んでしまうと腐っていくように、人間の体の中の水も同じく流れが悪くなると体に悪影響を及ぼします。今回はこの「循環」の悪さがすごく関わっていたと思います。

■症例25 多嚢胞性卵巣症候群・体外受精

【患 者】
豊岡市 29歳 会社員

【来 院】
平成30年5月

【状 態】

◆不妊歴  1年
半

◆検査状況 
・多嚢胞性卵巣症候群(排卵障害)
・黄体機能不全
・ヒューナーテスト陰性
・精子は異常なし
・AMH6.72

◆生理の状態

・生理周期  不定期 体調によってバラバラ 40日までに
・痛み    非常に強い(3〜4日) 暗赤色 黒っぽい茶色

・基礎体温  測っていない

◆体の状態

・便通悪い→マグミットを服用
・小便回数 6〜8回
・足の冷え
・肩こり・腰痛・疲れやすい

◆習慣
・朝食あり 夕食19時頃 おやつ 食べる 甘いもの好き
・睡眠 12時〜7時 あまり眠れない
・運動はしていない

◆サプリ
・なし

体外受精

【病院での治療経過】
タイミング法 1年間
体外授精 2回

【施術内容と経過】
 
 不妊歴1年半。2016年3月に病院を受診、多嚢胞性卵巣症候群のため排卵がスムーズに行えない。ホルモン剤を使えば卵胞は発育するが、だんだん効きが悪くなった。仕事も始めたので通院が難しくなる(2017年6月頃)。1年間病院はお休みして2018年5月に当院へ来院。初回の体チェックでは生理周期の乱れが続いており、お腹の反応点も多数あり。瘀血・副腎・免疫・糖・それに全体的に固く冷たかった。年齢の割に状態はすごく悪かった。まず体調とお腹の反応点を意識した治療からスタートし、4ヶ月間続けた。徐々にお腹の状態は良くなったが生理周期は安定しなかった。そして10月に再び病院へ。排卵促す薬を服用するが、体調が悪くなるので断念し、次の年から体外受精に進むことになった。ピルを服用後、次の周期で自己注射を行ったが体調は崩れること無く採卵ができ、5個胚盤胞を凍結できた。移植はすぐにせずに1周期ほど休みを挟んだ。初回の移植では5ABの胚盤胞を移植できたが、それは残念ながら着床には至らなかった。次の周期での移植にて着床に至った。

【施術内容】
・瘀血
・子宮・卵巣施術
・免疫・自立神経調整
【生活習慣】・腹式呼吸・水飲み・寝る時間を11時までに・甘いものを控える

【考 察】
 
 多嚢胞性卵巣症候群で生理周期の乱れがかなりあり、タイミングは取りづらい状況でした。また排卵誘発を促すホルモン剤は仕事を休むほど体調を崩されるような状態でした。まず施術をスタートして4ヶ月は体調をできるだけ整えるように意識しました。生理周期はなかなか安定しなかったので、薬に頼ることを決意し、病院受診を再開。4ヶ月前と比べれば体の免疫力も上がっていたので、それほど薬に負けることが少なくなりました。そのまま体外に進み、採卵も無事に済み胚盤胞5個凍結できました。5ABの胚盤胞で着床できませんでしたが、次の移植で無事に妊娠できたので安心しました。
 今回は20代の患者さんでしたが、お腹の圧痛点の数と冷たさと比例して体調も優れない日が多い方でした。体調の悪さは、お腹の反応点・お腹の温度・お腹の固さが示してくれると改めて勉強になりました。

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Tag: 不妊症
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