妊娠しやすい体とは?子宮だけではない妊活の考え方

こんにちは!

豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。

妊活をしていると、どうしても意識が向きやすい場所があります。

それは、子宮や卵巣です。

「子宮内膜は厚くなっているかな」
「卵子の質は大丈夫かな」
「排卵はちゃんとしているかな」
「ホルモンの数値は問題ないかな」

もちろん、子宮や卵巣の状態は妊活においてとても大切です。
病院で検査を受けたり、排卵のタイミングを確認したり、ホルモンの状態を見てもらうことは必要なことです。

ただ、ここで知っておいていただきたいことがあります。

妊娠しやすい体とは、子宮や卵巣だけが良い状態の体ではありません。

妊娠は、身体全体の働きの中で起こるものです。

卵子が育つこと。
排卵すること。
受精すること。
子宮内膜に着床すること。
妊娠を維持していくこと。

この一つひとつには、血流、ホルモン、自律神経、睡眠、栄養、胃腸の働き、ストレス状態など、身体全体の状態が関係しています。

だからこそ、妊活では「子宮だけを整える」というよりも、「妊娠に向かえる体の土台を整える」という考え方が大切になります。

●妊娠しやすい体は、特別な体ではありません

「妊娠しやすい体」と聞くと、何か特別な体を想像される方もいるかもしれません。

当院が考える妊娠しやすい体とは、
簡単に言うと、体に余裕がある状態です。

毎日疲れ切っていない。
睡眠でしっかり回復できている。
必要な栄養が入っている。
血流がめぐっている。
体が冷えすぎていない。
胃腸がきちんと働いている。
呼吸が浅くなりすぎていない。
自律神経の切り替えができている。
心と体が常に緊張しっぱなしではない。

このような状態が、妊娠に向かうための土台になります。

人の体は、疲れすぎていたり、睡眠不足だったり、栄養不足だったり、強いストレスが続いていたりすると、まず自分の体を守ることを優先します。

体に余裕がない状態では、妊娠に向かう力を十分に発揮しにくくなることがあります。

妊活で大切なのは、無理に頑張ることではありません。

体が本来の働きを取り戻せるように、整えていくことです。

●血流が良いことは、妊活の大切な土台です

妊活でよく聞く言葉の一つに「血流」があります。

血流というと、冷えや手足の温かさだけをイメージされる方も多いですが、妊活における血流はとても大切です。

子宮や卵巣も、血液によって栄養や酸素を受け取っています。

卵子が育つ環境、子宮内膜が厚くなっていく過程、妊娠を維持する体の働きにも、血流は関係しています。

東洋医学でも、血のめぐりはとても重要に考えます。

お腹が冷たい。
足先が冷える。
肩こりが強い。
生理痛がある。
経血に塊が出る。
疲れやすい。
むくみやすい。

こういった状態がある方は、身体のめぐりを見直すサインかもしれません。

妊娠しやすい体づくりでは、ただ温めればいいというよりも、血液が必要な場所に届きやすい体を作っていくことが大切です。

そのためには、施術だけでなく、睡眠、食事、運動、呼吸、ストレスケアなども関係してきます。

●ホルモンは自律神経や生活リズムとも関係しています

妊活ではホルモンの働きも大切です。

排卵、子宮内膜、基礎体温、生理周期など、妊娠に関わる流れにはホルモンが深く関係しています。

ただ、ホルモンだけを単独で考えるのではなく、身体全体のリズムの中で考えることが大切です。

睡眠時間が短い。
夜遅くまでスマホを見ている。
朝起きる時間がバラバラ。
仕事のストレスが強い。
常に交感神経が高ぶっている。
休んでも疲れが取れない。

こうした状態が続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

自律神経は、血流、内臓の働き、睡眠、体温調節、ホルモンのリズムなどに関わっています。

つまり、妊活では「ホルモンを整える」という言葉だけではなく、そのホルモンの働きを支える生活リズムや自律神経の状態を整えることも必要です。

●胃腸の働きも妊活と無関係ではありません

妊娠しやすい体を考えるとき、見落とされやすいのが胃腸の働きです。

どれだけ体に良い食事をしていても、胃腸が弱っていると、必要な栄養をうまく吸収できないことがあります。

妊活では、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミン、ミネラルなど、体を作るための栄養が大切です。

しかし、食べていることと、吸収できていることは同じではありません。

胃もたれしやすい。
お腹が張りやすい。
便秘や下痢を繰り返す。
食後に眠くなる。
甘いものを無性に欲しくなる。
食事を抜くことが多い。

このような状態がある方は、栄養の内容だけでなく、胃腸の働きも見直していく必要があります。

東洋医学では、胃腸は体のエネルギーを作る大切な場所と考えます。

妊活でも、胃腸がしっかり働いていることは、体づくりの土台になります。

画像の説明

●睡眠は、体を回復させる大切な時間です

妊活中の方に必ず確認したいことの一つが睡眠です。

夜眠れているか。
途中で目が覚めないか。
朝起きたときに疲れが取れているか。
寝つきは良いか。
夢をよく見るか。
夜中にトイレに起きるか。

睡眠は、ただ体を休める時間ではありません。

日中に受けたストレスを回復し、ホルモンや自律神経のリズムを整え、体の修復を進める大切な時間です。

眠りが浅い状態が続いていると、体は十分に回復できません。

妊活で頑張っている方ほど、食事やサプリには意識が向いていても、睡眠を後回しにしていることがあります。

でも、妊娠しやすい体を作るうえで、睡眠はとても大切です。

「何かを足す」前に、まずしっかり眠れる体を作ること。

これも妊活の大切な一歩です。

●心と体が緊張しっぱなしになっていませんか?

妊活が長くなると、心も体も疲れてきます。

毎月、生理が来るたびに落ち込む。
周りの妊娠報告を素直に喜べない。
病院の予定に合わせて生活が動く。
夫婦関係にもプレッシャーがかかる。
検索すればするほど不安になる。

こうした状態が続くと、体は常に緊張しやすくなります。

肩に力が入る。
呼吸が浅くなる。
お腹が硬くなる。
眠りが浅くなる。
胃腸の調子が崩れる。
気持ちの浮き沈みが大きくなる。

妊活で大切なのは、「ストレスをなくすこと」ではありません。

ストレスをゼロにすることは現実的に難しいからです。

大切なのは、ストレスを受けても回復できる体を作ることです。

そのためにも、自律神経を整え、呼吸を深くし、体の緊張をゆるめることが大切になります。

●妊娠しやすい体づくりは、全身を整えることから

妊娠しやすい体とは、子宮だけが整っている体ではありません。

血流がめぐる。
睡眠で回復できる。
胃腸が働く。
必要な栄養が入る。
自律神経のバランスが整う。
体が冷えすぎていない。
心と体の緊張がゆるむ。
生理の状態が安定してくる。

このような身体全体の状態が整ってくることで、妊娠に向かう土台が作られていきます。

妊活は、子宮や卵巣だけの問題ではありません。

体全体の状態が、妊娠しやすさに関わっています。

だからこそ当院では、鍼灸や整体だけでなく、睡眠、食事、血流、自律神経、冷え、胃腸の働き、東洋医学的な体質などを総合的に見ながらサポートしています。

「検査では異常がない」
「でも、なかなか妊娠しない」
「何を見直せばいいかわからない」

そんな方は、子宮や卵巣だけではなく、今の身体全体の状態を一度見直してみてください。

妊娠しやすい体づくりは、特別なことをすることではありません。

今の体に必要なことを、一つずつ整えていくことから始まります。

次回は、
「自律神経が妊活で大切な理由」
についてお伝えします。

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