ふじかわ鍼灸整体院
兵庫県豊岡市出石町袴狭818−1
予約受付 : 9時〜19時30分
休診:日曜・祝日
0120-833-302
兵庫県豊岡市出石町袴狭818−1
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こんにちは!
豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。
昨日は三女の誕生日。
お祝いにケーキを食べました。美味しかったのですが、ケーキの値段がめちゃ高くてびっくり😵
妊活に取り組む多くの方からこんなご相談を受けます。
「体外受精を何回も頑張っているのに妊娠できません…」
「先生、私の体に何か重大な問題があるのでしょうか?」
「もう何度も移植したのに…、もう諦めるしかないんでしょうか…」
この気持ち、とてもよくわかります。
毎回期待と不安が入り混じり、心も体もすり減ってしまいますよね。
治療を重ねるごとに「もうダメなのでは」「何がいけないの?」と自分を責めてしまう方も多いと思います。
そんな中で、2024年に世界的な学術誌『Human Reproduction』に掲載された最新の研究が、大きな希望を与えてくれる内容だったのでご紹介します。
この研究では、世界各国の不妊治療クリニックで12万3987人もの女性を対象に調査が行われました。
しかも、染色体に異常のない“良い状態”の受精卵(胚)を使い、1人につき最大5回まで胚移植を繰り返した場合の結果が細かく分析されています。
なぜ「染色体の異常がない胚」にこだわったのか?
実は、着床や妊娠がうまくいかない一番大きな理由は、「胚(受精卵)自体の染色体異常」なのです。
つまり、本当に“条件の良い”受精卵だけで治療したら、どこまで妊娠率は上がるのか?という非常に実践的な問いへの答えが、この研究なのです。
では、その結果はどうだったのでしょうか?
「染色体が正常な胚」を3回連続で移植しても妊娠できなかった人は、全体のたった0.1%未満
それでも諦めずに4回目、5回目とチャレンジした人のうち、
4回目の移植で40%
5回目の移植で53%
の方が妊娠・出産に成功しています。
つまり、「良い受精卵」を使い、何度か移植しても結果が出なくても、それで終わりではないということ。
「もしかして私の体質が原因?」
「子宮がダメなの?」
と悩んでしまうかもしれませんが、この大規模データを見る限り、本当に“体質的に妊娠できない人”はごくごく少数で、ほとんどの方はチャンスが残されています。
私が実際にサポートしてきた方の中にも「もう何回もダメだったので諦めかけていました」という方がいらっしゃいました。
ですが、再びチャレンジして妊娠・出産に至ったケースもたくさん見てきました。
医学的にも、胚の染色体異常が最大のハードルであり、それ以外の「子宮内膜が薄い」「免疫の問題」「原因不明」と言われた場合でも、ほとんどのケースで希望は残っています。
何度も移植にチャレンジして結果が出ないと、不安や焦り、時には絶望的な気持ちになることもあります。
でも、「もうダメだ」と自分で結論を出してしまうのは早いです。
この論文が示しているのは、「もう一回チャレンジすることで妊娠・出産できる可能性がしっかりある」という科学的な根拠です。
染色体異常のない良い胚を使っても、妊娠まで何度かかかる人は珍しくありません。
3回以上うまくいかなくても、4回目・5回目で妊娠・出産する方がたくさんいます。
「体質のせい」「私だけダメ」と思い込まず、前を向いて治療を続けてほしい――それが世界中の最新データからも後押しされています。
焦りや不安はつきものですが、「もう一度だけ、やってみる」。それが明るい未来への第一歩になるかもしれません。
ふじかわ鍼灸整体院では、あなたの気持ちや状況に寄り添いながら、全力でサポートします。悩んでいる方はどうか一人で抱え込まず、ご相談ください。
参考文献
「Does recurrent implantation failure exist? Prevalence and outcomes of five consecutive euploid blastocyst transfers in 123,987 patients」(Human Reproduction, 2024年)
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