【妊活中のあなたへ】TSHは2.5以下が理想?分子栄養学からみた妊娠しやすいカラダづくり

こんにちは!

豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。

小鳥のさえずりが心地良いです。
当院は山が近いので、色々な鳥の鳴き声が聞こえてきます。

鳥の鳴き声、川のせせらぎなどの自然音はアメリカの研究によって、ストレスや痛みを和らげる効果があることが判明しています。

ぜひ、当院の小鳥のさえずりを聞きにきてください(^^)特に午前中がおすすめです。

今回は「甲状腺ホルモン」についてのブログです。

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妊活を始める前に知っておきたい「TSH」とは?

妊娠を希望する多くの女性にとって、「ホルモンバランスの整った体づくり」は大きなテーマです。その中でも、意外と見落とされがちなのが「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の値です。

一般的な健康診断では、TSHは「0.5~4.5 μIU/mL」の範囲内なら問題なしとされます。しかし妊活中や妊娠を望む方にとっては、TSHが「2.5 μIU/mL以下」であることが望ましいと、分子栄養学の視点では考えられています。

なぜTSHの値がそれほど大切なのでしょうか?

TSHが高すぎると妊娠しにくい?
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は、脳から甲状腺に「もっとホルモンを出して!」と指令を出すホルモンです。

TSHが高い=体が「甲状腺ホルモンが足りていない」と感じている状態
つまり、TSHが高いということは、体の代謝が低下し、冷えや無月経、排卵障害など、妊娠に不利な環境になっている可能性があるのです。

なぜ「2.5以下」が理想的なの?

WHOやアメリカ生殖医学会(ASRM)、ヨーロッパ甲状腺学会などのガイドラインでも、妊娠希望者のTSHは「2.5以下」を推奨しています。

特に着床や胎児の発育初期において、甲状腺ホルモンは重要な働きを担っています。
この段階でホルモンの分泌が不十分だと、着床しにくかったり、初期流産のリスクが高くなることが知られています。

分子栄養学では、こうしたホルモンバランスの微細な変化が体に与える影響を重視し、「正常範囲」にとどまらず、より最適な値を目指すことを大切にしています。

低すぎてもNG?TSHのバランスが大切

一方で、TSHが0.1未満など極端に低すぎる場合も注意が必要です。これは「バセドウ病」などの疾患の可能性があり、逆にホルモン過多で体に負担がかかることも。

妊活においては、TSH:1.0〜2.0程度を目安に、体の状態を把握するのが理想的です。

TSHを整えるには?

TSHを整えるには、以下のような方法が有効です。

食事面での工夫

  • ヨウ素:昆布、わかめ、海苔などの海藻類(※摂りすぎ注意)
  • 亜鉛:牡蠣、赤身肉、かぼちゃの種など
  • セレン:ブラジルナッツ、マグロ、卵黄など
  • 鉄分・ビタミンD:赤血球の材料やホルモン合成に重要

※分子栄養学では「血液データに基づいた栄養補給」を重視します。

生活習慣の見直し

  • 睡眠の質を高める(特に22時〜2時は成長ホルモン分泌のゴールデンタイム)
  • 冷えを避ける、体を温める習慣
  • ストレスを溜めすぎない(副腎疲労→甲状腺機能に影響)

鍼灸・整体でのアプローチ

当院では、自律神経とホルモンバランスを整える鍼灸施術を通して、TSHを含む体のホルモン状態の安定を目指しています。

特に、血流の改善・内臓調整・ストレスケアを組み合わせることで、妊娠しやすい体づくりをトータルサポートしています。

まとめ:TSHの「理想値」は妊活のカギ!

  • 妊娠希望者のTSHは「2.5以下」が理想
  • 高すぎても、低すぎても妊娠には不利
  • 分子栄養学では「最適な数値」を目指すのが基本
  • 食事・生活習慣・鍼灸ケアを通じて整えていくことが大切

妊活をがんばるすべての方へ。
まずは「ホルモンの土台づくり」から一緒に始めていきましょう。

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Tag: 不妊症

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