基礎体温をつけるメリット

女性の基礎体温は、定期的に測定してグラフにしてみると
生理周期に合わせて変化があることがわかります。

基礎体温表

■健康的な女性の基礎体温の目安
・生理周期25日~28日
・生理期間3日~7日
・低温相が36.00℃以上
・高温相と低温相の温度差が0.3℃以上

■基礎体温をつけるとこんなことがわかります

  • 次の生理日の予想がつきます
    高温の日数が14日前後でほぼ一定という事から、高温期に入って
    何日目かを知ることで、次の生理日の予定を把握する事ができます。
  • 体調が悪い日や、良い日を把握できます
    排卵前の体調は、非常に良く体も心も充実する時期です。それとは
    反対に排卵後の高温期は、肌荒れやむくみ、便秘、またイライラ
    しやすかったり気分的に落ち込んだりしやすい時期です。
  • 妊娠しやすい時期がわかります
    基礎体温の変化で排卵日の予想がつきます。妊娠しやすい時期が
    排卵日の3~4日前、また排卵後の2日間と言われています。
  • 排卵を確認しやすくなる
    体温の低い時期と高い時期の差が0.3℃以下である場合は、
    排卵していない可能性があります。生理があったとしても排卵がない
    「無排卵月経」の場合もあるので注意が必要です。
  • 妊娠を確認できる
    妊娠している場合は、高温期がずっと続いた状態になるので、
    妊娠している可能性が高まります。

基礎体温を測る事によって色々な事がわかるようになります。
自分の今の体の状態、また未来の体の状態が体温によって
推測できるんですね。

体温を測り始めた方の感想を聞くと、

「体温と体調が関係していることがわかった」
「体調が悪い日がわかるようになり無理をしなくなった」
「無理な生活をできるだけ減らそうと心がけるようになった」
「妊娠しやすい日がわかりやすくなりました」
「女性の体は神秘的ですね」

と様々な感想をお聞きすることができました。

不妊の方には、体温をつけてみて基本となる体温の
グラフと大きく異なる点があることも多いです。

例えば、

・排卵後の高温期が標準より短い
・体温が平均的に低い
・基礎体温のパターンがバラバラ
・排卵の兆候が見られない

など様々です。

これらの基礎体温の変動は女性ホルモンの
バランスが大きく影響性していると考えられます。

このバランスをよくすることで、体が整い
自然と基礎体温も正常に戻って来ます。

不妊治療は、作物を育てることと同じで
まず畑の土に肥料をまき、しっかりと土を
耕す事を重点的に行っていきます。

まず、基礎体温をつけて自分の今の体の状態を
知ることが重要です。

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Tag: 不妊症
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