坐骨神経痛の自宅ケア方法

坐骨神経痛でお悩みの方の自宅での簡単ケア方法をご紹介します。
症状の説明ページでご紹介したように、坐骨神経痛では非常に
お尻が硬くなっている方が多いです。
ですからまずは、お尻の筋肉を自宅でゆるめていく方法をお伝えします。

道具はこれを使います。

画像の説明

「テニスボール」

テニスボールの硬さがちょうどいい感じです。
野球の軟式ボールでは少し硬すぎますし、ゴムボールでは
柔らかすぎます。適度に硬くて弾力性があるテニスボールが
お尻の筋肉を緩める上では非常に適しています。

ボールを使って筋肉を緩める上で注意することは
痛くしないこと。グリグリと刺激を与えて、筋肉を傷つけて
しまっては効果があがりません。刺激の強さとしては
痛いけど気持ち良い、「痛気持ちいい」ぐらいの圧を加えるのが
ミソです。

お尻の筋肉は、結構広くあるのでまんべんなくゆるめていきます。
一箇所につき1分を目安とし、場所を変えながらゆるめていきます。
特に硬いところ(痛みが少し強いところ)は少し時間を長めにして
もオッケーです。しかし、3分以内にしてください。

自分の体重をジワーっとかけていきます。痛すぎたら自分の体重の
かけ具合をいろいろ調節して「痛気持ち良い」程度に調節しましょう。

これを毎日続けてください。
朝昼晩3回できればベストですが、最低でも1回は続けるように
してください。
続けていると段々お尻の筋肉が柔らかくなって、足が上げやすくなったり
血行が良くなるので、足の痺れが軽減したり、お尻の痛みが軽減したり
と効果が現れます。個人個人で症状や筋肉の状態が違うのでどれくらい
続ければというようなことは言えませんが、早い人で一週間続ければ
坐骨神経症状がだいぶ楽になる方もおられます。
根気よく続けることが大事です。

〜やり方〜
画像の説明

⚫︎上むきに寝て股関節を開いて床にベタッと付く方

そのまま上向きに寝たままお尻にボールを当てます。
徐々に股関節を外側に広げて、お尻にボールの圧を加えます。

⚫︎上むきに寝て股関節が開かない方
横向きの状態で、お尻の下にボールを入れます。
自分のお尻をボールにゆっくりと当てて、圧を加えていきます。

何回も言いますが、痛気持ちよく行ってください。
痛いのはやりすぎです!

ぜひお試しください。

坐骨神経痛の治療をお望みなら

坐骨神経痛詳細ページへ

関連ページ

a:2881 t:1 y:0