豊岡市 不妊症 体外授精の採卵方法

こんにちは。

豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。

梅雨が明けて、夏本番。
セミの声も大きくなってきました。

明日から子ども達も夏休み。
ラジオ体操も始まるので、起きれるかが心配です。

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さて、今日は体外授精の採卵方法についてです。

採卵方法は大きく分けて、
「低刺激」 「高刺激」
の2つがあります。

低刺激採卵法を説明する前に、
生理のメカニズムを簡単におさらいしましょう。

脳:「卵巣さん、卵胞を大きく育てて下さい」
卵巣:「わかりました!」

生理開始と同時に脳から卵巣に向けて卵胞を大きくするように
司令がおります。

卵巣:「脳さん、卵胞は順調に育っています。もうそろそろ
    排卵可能な大きさです」
脳: 「卵巣さん、了解。そしたら排卵して下さい!」
卵巣:「了解しました!」

卵巣から卵胞の大きさを報告受けた脳は排卵の指示を出し
卵巣から排卵が行われます。

排卵が行われた後の卵胞から「黄体ホルモン」が分泌されて
子宮内をフカフカにしたり、着床を手助けしたり、
受精卵の発育など妊娠を手助けします。

受精が成立しないと、黄体ホルモンが分泌されなくなり
子宮内膜が剥がれ落ちて、体外へ排出されます。

そしてまた脳から卵巣に司令が出されて、卵を育てると同時に
また新たなフカフカの子宮内膜を作って行くことが繰り返されています。

これが生理の一連のサイクルです。

前置きが長くなってしまいましたが、
低刺激の採卵方法とは、

脳から卵巣に「卵を大きく育ててください」と司令が
出て、逆に卵巣から「卵の大きさはこんな状況です」と
脳に報告しています。

薬を使って、その報告を伝わらなくする方法が低刺激法です。

脳は卵が大きくなってきているという報告が
なかなかこないので、卵を大きくしなさいという指令を
強くします。

その結果卵がたくさん育つわけです。

一方、強刺激とは
脳の「卵を大きく育てなさい」という司令は
卵巣に届くのですが、それと同時に直接注射で
卵巣に刺激を加え、卵の成長を促す方法です。

拡声器で卵巣に「卵をもっと大きく育てんかいっ!」
と怒鳴り散らしている感じです。

卵巣に強制的に卵をたくさん作らせている感じです。

低刺激と強刺激の採卵方法がある訳ですが、
体の負担のかかり方も違いがあります。

低刺激の方が、体の負担は小さく
強刺激の方が、体の負担は大きいということに
なりますが、人によって低刺激の採卵方法ではうまくいかず
強刺激の採卵方法でうまくいったり、また逆の場合も
あったりします。

一概にどちらの採卵方法が良いとは言い切れませんが、
体外受精の採卵法の知識として知っておいて頂ければと思います。

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