ふじかわ鍼灸整体院
予約受付 : 9時〜19時30分
休診:日曜・祝日
0120-833-302
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こんにちは。
豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。
大寒波、通りすぎましたね。
日曜日は1日中、気温が氷点下近く。
昨日なんて氷点下7℃と豊岡ではあまり
経験したことのないような寒さ。
これで雪がたくさん降っていたら、エライ事になってたと
思います。
クリニックに通院されておられる方は、交通機関や高速道路が
乱れず採卵など予定通りに行えたみたいで良かったです。
さて今日は、卵胞刺激ホルモン(FSH)についてです。
卵胞刺激ホルモンとはその名の通り、
卵胞を突っついて、
「卵子をしっかり育ててくださいよ」と
脳からの伝達を伝える働きをするものです。
脳からの伝達を受け取った卵胞は、どんどんと
卵子を成長させていきます。
卵胞の大きさが大体20ミリ(2センチ)くらいになると、
卵胞から卵子が飛び出ていきます。
これが排卵です。
排卵時期になると、卵胞は充分に育っているので
卵胞刺激ホルモンは少なくて良いんです。
卵胞もいい大きさになってきたから、刺激量は少なくて
いいよと脳に伝えます。
そういうメカニズムになっています。
で、卵胞刺激ホルモンの基準値は
生理3日後で10以下が基準です。
これより大きい値だとどうなってる状態でしょうか?
例えば、生理3日後の卵胞刺激ホルモン値が20だったと
しましょう。
なんかホルモン値が少ないより多いほうが良いような気が
します。
ホルモン値が高い状態は、卵胞の育ちが悪い可能性が高くなります。
なぜなら育ちが悪いわけですから、脳が卵胞刺激ホルモンをたくさん
送って卵胞をもっと大きくしようと努力している状態です。
だから数値が大きくなる訳です。
卵胞が育っていたら、卵胞自身が
「そんなにホルモン要りませんよ」
と脳に伝える訳ですから、ホルモン値も下がります。
検査で生理3日後くらいの
「卵胞刺激ホルモン値」が高い値の場合は・・・
卵胞の発育が悪いと考えられます。
ホルモン値が10以上の値だと、少し卵巣機能が落ちて
卵胞を育てる能力が下がってきているかなと判断できる
訳です。