妊娠しやすい体づくり〜冷えの改善①

こんにちは。

豊岡市出石町のふじかわ鍼灸整体院、
院長の藤川です。

不妊でお悩みの方に一番多いのが
「冷え」です。

冷える原因は3つ。

・熱を運ぶことができない
・熱を作ることができない
・体を冷やす習慣がある

この3つの原因をなくすことで、
冷え体質は確実に変わっていきます。

まず、「熱を運ぶことができない」
熱を運ぶのは、血液です。血液の流れが悪いと、
熱を運べないので冷えが生じます。

血液の流れが悪くなる原因として、
・筋肉を使わないこと
・過食により、消化の為に腸に血液が偏る
・関節が硬い、姿勢が悪い
などが挙げられます。

画像の説明

動脈には、心臓という血液を送り出すポンプ機能が
ありますが、静脈には心臓のような動力はありません。

その動力の代わりを担っているのが、筋ポンプです。
ふくらはぎの筋肉は、重要なポンプ作用をするところで
「第2の心臓」と呼ばれています。

現代はほとんどの方が、運動不足なので筋肉を使う
量が少ないです。特に足の指の運動、足首の運動で
足の筋肉のポンプ作用が高まり、血液の循環がすごく
改善します。

足の筋肉の次に重要なのは、横隔膜です。
横隔膜とは、複式呼吸で使う大きな筋肉。
呼吸ですから、楽にできます。
しっかりお腹の膨らみを意識して、ゆっくり呼吸
してみましょう。

「過食による消化器官への血液の偏り」

体は、食べると消化というおお仕事をしなければなりません。
消化には相当のパワーがいるので、それなりの血液が必要に
なります。小腸に大量の血液が必要になります。
過度に食べてしまうと、血液が消化器官に集中してしまい、
他の血流が悪くなってしまいます。

食べる量は、腹7分くらいを目安にします。

「関節が硬い、姿勢が悪い」

股関節の硬さはかなり重要です。いくら血流がよくなっても
この部分が硬いと、流れをせき止めてしまいます。
ダムのようなものです。
股関節を柔らかくする最善の方法は、四股を踏むことです。
最初は痛すぎてかなり苦しいと思いますが、継続して
続けるとだんだん柔らかくなって来ます。

あと姿勢の悪さも関節に負担をかけ、その部分の関節の
動きが悪くなることで、周囲の血流に影響しやすくなります。

今日は、「熱を運ぶことができない」
という冷えの原因について書きました。

できるところからでいいので、継続的に取り組んで行きましょう。

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