生理不順とは?

生理の仕組みを簡単に説明すると、脳下垂体という
所から卵巣が卵胞を育るように指令が下ります。

指令を受け取った、卵巣は女性ホルモンであるエストロゲン
を産生し卵胞を育てて、子宮内膜を厚くして妊娠時に
備えて準備をしています。

排卵が起きると、卵胞は黄体に変化して、プロゲステロンと
いう女性ホルモンをだし、妊娠しやすい状態を
作ります。

このプロゲステロンのホルモンを出す黄体の寿命は、
誰でもほぼ一定で約2週間と定められています。

黄体は、排卵後の卵胞が変化してできます。
だから排卵が起きないと、黄体ができない事に
なります。

生理が不順というのは、排卵するまでの期間が
一定していないとほぼいう事ができます。

正常な生理周期は、約28日です。
黄体が14日の寿命だという事から、
生理から排卵日までの日数も大体14日という
事になります。

生理が遅れて周期が50日の場合はどうか?

黄体の寿命は14日なので、生理から
排卵までに36日かかっているということになります。

だから、生理不順の方は、生理から排卵までの
過程に何らかの異常がある方がほとんどです。